悪戦苦闘

医学部のこととかその先のこととか

研修医3ヶ月終わって

やっとこさ帰省できて時間できたのでまとめる。

 

〜1ヶ月

自分は外科からスタートだった。これは仕方ないことなのかもしれないがどうしても外科ローテは見学ばっかりになってしまうらしい。それでも創部処置とかは参加すること多かった。緊急オペあった次の日当直とかあると本当にキツかった。あとはそこそこ忙しくてあまり当直の勉強ができないのが痛かった。もちろん病棟管理とかやる機会も少なかった、だいたいオペ室いたし。

〜2ヶ月

5月病にはならなかった。なっているだけの余裕がなかった。オペ室での生活が続く。手技的には初めてCV刺せた程度。血ガスも安定はしてなかった。勉強して少し解剖の知識がついたけど、全身管理とか薬の使い分けに関してはまだまだ。脳外科を回ったあたりから神経診察とかNIHSSとかとる機会多くなったのでだんだん身についていった。自分が回った時は結構搬送多かったらしい。全身管理がわからず苦しんだ。

〜3ヶ月

この頃あたりからキツくなる。あれだけ刺してたのに血ガスすらまともにできない、当直とかになってもエコーとかがっちりやってるわけではないので全然役に立てない。ローテ科の勉強だけで手いっぱい。どんどん差をつけられてる気がして辛かった。救急科スタートの人はやっぱ知識量すごいと思った。

〜4ヶ月

神経内科のローテスタート。一人で回っているからか手技の機会を独占できた。ルンバールはほぼ毎日1本は刺してた気がする。どうしても当たらない時は看護師さんにもう少し体丸めてもらうと、椎間が開いて当たりやすくなって解決する。看護師さんありがとう。気管挿管もCVもチャンスがあり、ものにできた。血ガスもスランプを抜けた気がする。病棟管理もかなりやるようになり、前よりはできていると思う。あくまで前よりは。

 

〜現在

7時20時デフォで空き時間がない日が続き、やはり当直の勉強の時間はなく。当直をしっかりと回せず2年目の先生にもたっぷりと灸を据えられ反省した。手技ができていい気になってたのがよろしくなかった。一緒にローテする人が増えて負担が1/2に減り、

時間ができたので、

・輸液の勉強:コウメイ先生の本

・人工呼吸器:Dr。竜馬

・抗菌薬:スタンフォード

・同効薬の使い分け

を中心に読み進めつつ、

・当てる必要がある患者さんには自分から空いた時間でエコーを当てる

 

などして自分から動いている。夏休みまであと1ヶ月走り切りたい。これからマッチングの方、健闘を祈ります。