(随時更新)個人的にいいと思った研修医本
外科ローテで疲弊しています善医つです。自分でやってる勉強の中で良かったものをささっと列挙していきます(以下常態)
◉外科系の本
・イラストレイテッド外科手術
一般外科用の本。タイトルの通り腹部手術で大事になってくる膜と膜の関係をイラストにしたアトラスである。術野の見え方が手術の順を追って説明されており、血管系神経系の位置関係はもちろん、リンパ節の番号まで書いてある。解剖書とかで学んだ解剖を思い出しつつ、術野のイメージに変換する一冊だと思う。手術の予習するときは、後述するわかる見えるでイメージを掴んでこの本を読んでどんな見え方するのか確認している。
・見える・わかる外科手術
こちらは前述したイラストレイテッドを平易にしたイメージ。手術の概略とか、縫合やCVポート造設のような手技的なことまで説明されている。解剖に関することがそこまで詳しく書かれている訳ではないが、手術の流れのイメージとポイントを掴みやすくなっている。脳外科以外の外科手術、産婦人科の手術が取り扱われている。外科回るときはまずこいつから入るといいのでは。